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着ていない着物、帯、着物小物をお譲り下さい

ご自宅で眠っている着物、浴衣、帯、和装小物等のご寄付のご協力をお願いしております。

これまで、宮城県を中心とした高齢者施設を中心に活動して参りましたが、東日本大震災によって、メンバー全員が被災し、避難生活を余儀なくされ、保管していた着物も含め、大多数が失われました。しかし、メンバー自身もまた、着物を着ることで心が晴れ、少しでも笑顔になることができるという思いから活動を再開いたしました。

震災以降の活動では、着物文化を通して会話を楽しむことやいきがい作りの機会の提供、心に深い傷を負っている方々へ着付けによるケア活動、体や脳を動かすことによる心身機能・生活機能向上の一助を行っております。

着付の活動を通したコミュニティー形成がより重要視されたことを契機に、活動回数や利用者が増え、活動が広がるにつれメンバーの自己負担で活動することが限界となって参りました。

加えて、利用者に合わせた着物の購入やレンタル、着物のクリーニング、ヘアメイク用品の購入等を捻出することが難しいのが現状です。

此度の大震災から復興した今日でも、圧迫された住環境による精神の疲弊、コミュニケーション不足、生活不活発病、孤独死等が絶えず、介護する側の高齢化が進むとともに、人口減少も深刻化しています。

当団体では、ご自宅の中で眠っている着物を広く皆様から寄付していただき、再利用して支援活動に使用させていただきたく存じます。

 

【お譲りいただきたいもの】 

 

〇女性着物(肌襦袢(じゅばん)、長襦袢、長着、羽織、浴衣)

〇女性小物(胸紐、腰紐、帯、帯紐、羽織紐、伊達締め)

〇男性着物(長襦袢、長着、羽織、浴衣、袴)

〇男性小物(腰紐、帯、羽織紐、)

○子ども用着物(肌襦袢(じゅばん)、長襦袢、長着、羽織、浴衣)

〇着物用小物(草履、足袋、帯まくら、髪かざり)

 

 【利用方法】

幼稚園、保育園、小学校等への着物着付け体験学習の実施や外国人観光客向けの着物着付け体験にも利用させて頂いております。

また、しみや傷みのあるものはこちらで修繕して使用したり、場合によっては端布にし、着物地を使った小物作りや利用者へのワークショップによるリハビリ活動等として行います。

【お約束事】

〇お譲り頂いたものをそのまま売却することは致しません。

※但し、傷みのあるものを端切れとして小物等にリメイクし、活動維持費のための資金として一般向けに販売させて頂くこともございます。

〇汚れがひどく使用できないものやカビが発生しているものはご遠慮ください。

○お着物類と無関係なもの(洋服、おもちゃ、食器等)はご遠慮ください。

 

多少しみが付いていたり、ほころんだりしたものでも結構です。

大変申し訳ございませんが、着払いでのご発送は、当団体の活動維持が難しくなるため、そのまま返却させて頂きますのでご了承ください。

 

ご協力宜しくお願い申し上げます。

 

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