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着物deスマイルは、宮城圏域の被災地を中心に高齢者施設や仮設住宅の入所者の方々に、着物の着付け、メイク、ヘアセット等を行っているボランティア団体です。

当団体は、「和装」という日本古来の伝統衣装でもある着物本来の魅力と着物を着た本人の魅力発掘を理念に活動しています。

特に、この度の東日本大震災によって心身を傷つけられ、仮設住宅等の住環境による精神の疲弊、コミュニケーション不足等、高齢者の方や車椅子に乗ったままの方でも気軽に着物を着られるという喜びを感じてもらい、前向きな気持ちで生活できるような心のケア、そして、着物を通じた地域交流や日本文化の慈しみの心を深めていくことを目的としています。

 

【活動沿革】

2009年10月~

日本舞踊や着付け教室を習っている生徒を中心に活動開始。

介護施設などを中心に着物の着付け支援活動を行う。

 

2011年3月11日

東日本大震災により、メンバー全員が被災。避難生活を余儀なくされる。

保管していた着物も含め、大多数が失われる。

 

2011年6月~

活動再開。宮城県内で被災した高齢者施設、仮設住宅等で着物の着付け支援活動を行う。

 

2013年12月1日~2014年3月31日

赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」助成事業において、

「着物de魅力再発見プロジェクト」を実施。宮城県内で被災した高齢者施設等において、着物の着付け支援活動を行う。

 

2014年9月1日~2014年12月31日

赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」助成事業において、

「着物de地域福祉交流プロジェクト」を実施。宮城県内で被災した高齢者施設等において、宮城着物でのお茶会、着物での夏祭り、歌と音楽に合わせた手踊りを行う。

 

2014年11月1日~2015年2月28日

東松島まちづくり助成金事業において、「着物de華やか心に癒し、生活不活発病解消プロジェクト」を実施。東松島市内の仮設住宅居住者及び高齢者施設に赴き、当団体の着付け師・美容師が入居者へ着物の着付けとヘアメイクし、お茶会や写真撮影会、クリスマス会等を行う。また、日本舞踊の講師をお招きし、音楽に合わせた簡単な手踊りのワークショップも実施。

2017年7月~現在

法人格を取得し、「NPO法人いろどり・みんなのみち」として活動中です。

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